ハルちゃんを締め出した後は

ご飯の時、仕方なくハルちゃんを締め出します。

するとその後しばらく、拗ねるのか、怒ってるのか、

呼んでも居間にも、母の部屋にも入って来ません。 （ここはトイレの前）

そんなこんなしてると、しら〜っとジブリの獲物を運んできたり、スリスリしてきたりします。

このめんどくささがなんともかわいい^_^

今日前部署に、以前お伺いしていた利用者さんの息子さんが来られました。

息子さんは短期間に母親と妻を亡くしています。

お盆の頃顔を出してくれた時、表情が固いようで、辛いのを我慢してらのかなと思い心配だったけど、「忙しくしてるからだよ、大丈夫。」と言ってました。

時間が経つほどに寂しさが募る…とよく言いますが、それに加えて、在宅で長く介護をしていると、ほとんどの人があの時ああ言えば良かった、もっと優しくすれば良かったと考えるようです。

小さな会話のひとコマが、胸に棘を残す事もあり、その方もそんな思いがあったようでした。

お彼岸に奥様の好きな場所に行き、心の中でずっと話してたら、目を閉じて浮かんで来る奥様の顔が笑顔になったように感じたとのことでした。

だから、 「もう、大丈夫だよ」とそして、「ありがとうとか、言わなくてもわかるだろう…はダメだ、言わないとダメなんだ。今頃言っても遅いけど。だから、俺周りの人に言ってるよ、ありがとうは言わないとダメだって」とちょっと寂しげな笑顔で話してくれました。

森の中のステーションには、いろんな思いを抱えた方が時々顔を出してくれます。

嬉しいですねー。

アイドルモズクは女の子でした。

モズクちゃんは元気に成長中です。